選ばれる理由 先進医療実施施設 白内障手術実績NO.1 ベリオンを導入
多焦点眼内レンズ
Multifocal intraocular lens

ホーム > 多焦点眼内レンズ

日帰り白内障手術
多焦点眼内レンズ
ICL
院長・副院長紹介
院内案内
完全予約制
アクセス
クリニック日記
採用情報


メディア掲載情報
◆2016年10月号
  くまもと経済
 「多焦点眼内
   レンズ」
◆2016年6月号
  くまもと経済
 「近視の手術」
◆2015年10月号
  くまもと経済
 「屈折型多焦点
   眼内レンズ」

◆2015年5月10日
  熊本日日新聞
 「最先端手術を
  熊本で」

◆2014年10月号
  くまもと経済
 「オーダーメイド
   の眼内レンズ」

◆2011年10月27日
  熊本日日新聞
 「先進医療が県内
   でも可能に」

◆2010年8月28日
  熊本日日新聞
 「日帰り手術が
   普及」
◆2010年5月5日
  熊本保険医新聞
 「完全公開の
   手術室」


 多焦点眼内レンズ  Multifocal intraocular lens


多焦点眼内レンズによる白内障手術 -眼鏡なしでの快適な生活を求めて―

院長 古賀貴久  私が医師になった頃の白内障手術はピントが1カ所のみに合う単焦点眼内レンズしかなく、「術後には老眼鏡が必要になります」と説明して白内障手術を行っていました。
 2008年に、遠方も近方も眼鏡なしで見える多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が先進医療の適応として厚生労働省に認可され、当院も2011年に先進医療実施施設に認定されました。 その当時使用していたのは遠近ともに均等に見える遠近2焦点タイプの回折型多焦点眼内レンズのみでした。その後、遠方を優位にすることでハッキリさ・クッキリさが改善された屈折型多焦点眼内レンズ・アイシー、 2017年6月には40歳代後半の初期の老眼に近い自然な見え方のシンフォニーを採用し、患者様の細かい要望にもかなり応えることが出来るようになりました。
 2016年4月の熊本震災では避難する際に眼鏡を忘れ、避難所で苦労された方も多数いらっしゃいました。多焦点眼内レンズの手術を受けられた患者様からは眼鏡の要らない日常生活は災害時でも 便利だったと感謝して頂きました。「眼鏡のいらない生活」の有用性について我々も再認識させられました。

2017年10月 眼科こがクリニック 院長 古賀貴久



 多焦点眼内レンズとは

 若い頃は目のレンズの部分である水晶体を厚くしたり薄くしたりして遠くや近くにピントを合わせています。
 白内障手術時に挿入する従来の眼内レンズ(単焦点眼内レンズ)はピントが合う位置が1カ所しかありません。そのため遠くが見えるような眼内レンズを移植すると近くはピントが合わなくなる老眼になり、近用または遠近両用眼鏡が必要になります。単焦点眼内レンズの欠点を補うため、遠くも近くもピントがあうように作られた眼内レンズが多焦点眼内レンズです。
 わが国では2008年から先進医療に認定されました。この手術は健康保険の適応がないため、自由診療または先進医療で行う必要があります。基本的な手術方法は単焦点眼内レンズと同じですが、眼内レンズを正確に中央に固定するなど精密な手術技術が必要です。当院では開業2年目の2011年に先進医療実施施設に厚生労働省に認定され、熊本県内でもこの手術を受けることが可能になりました。 詳しくは→(こちら
 現在までに、熊本県で最多の多焦点眼内レンズの手術を行い、熊本県全域から手術を受けに来院されています。



単焦点眼内レンズ 多焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズの見え方 多焦点眼内レンズの見え方
遠くにピントを合わせた場合、遠くの風景はよく見えますが、近くの携帯電話はぼやけます。老眼鏡などが必要です。
※近くにピントを合わせた場合は、手元は裸眼で見えますが、中間~遠方は眼鏡が必要になります。
眼鏡なしで、遠くの風景も近くの携帯電話もよく見えます。
健康保険の適応はなく先進医療か自由診療になります。








 当院の実績

 熊本県で最多の645件の
多焦点眼内レンズを用いた
白内障手術を行ってきました。
熊本県すべての地域から白内障手術を目的に
来院されています。
多焦点実績グラフ





 多焦点眼内レンズで手術すると


老眼鏡なしで読み書きができたり、携帯電話を見ることができます。











 当院で主に使用している眼内レンズ、おすすめの眼内レンズ
 Recommended intraocular lens


 先進医療の多焦点眼内レンズ


テクニスマルチ
( 回折型、遠近2焦点タイプ )


  目に入る光を回折現象で遠方用、近方用に均等に分けるため、遠近とも同じくらいの見え方になります。しかし、約半分の光の量で遠方・近方を見ることになるので、見え方のハッキリさは他のレンズよりやや劣ります。  
 ①細かいものまでハッキリ見たい方や②神経質な方、③白内障以外の目の病気がある方には不向きです。④遠近とも見える状態に脳が順応する必要があり(脳順応)、術後の見え方は脳機能に左右され、高齢者には不向きです。また、⑤レンズの構造上、光の乱反射(ハロー、グレア)を感じるため、夜間の運転を重視する方にもあまり向いていません。
 しかし、約90%の方が眼鏡なしで日常生活を過ごされており、多少ハッキリ見えなくても、できるだけ眼鏡を使用せずに遠近とも見たい方に適したレンズです。
 このレンズには近くのピントの合う距離の
 違いから、以下の2つのモデルがあります。
・読書等を重視する距離(約30㎝)
・パソコン等を重視する距離(約40㎝)

* New (新製品) *
シンフォニー
( 回折型、焦点深度の長いタイプ )

 シンフォニーは遠方から70cmくらいまでの広い範囲にピントが合います。見え方のハッキリさ(コントラスト感度)は他のレンズよりやや劣ります。中間の落ち込みがなく40歳代後半の初期の老眼に近い自然な見え方になります。
 ①細かいものまでハッキリ見たい方や②神経質な方、③白内障以外の目の病気がある方には不向きです。④遠近とも見える状態に脳が順応する必要があり(脳順応)、術後の見え方は脳機能に左右され、高齢者には不向きです。また、⑤レンズの構造上、光の乱反射(ハロー、グレア)を感じるため、夜間の運転を重視する方にもあまり向いていません。
 2017年6月26日に日本で販売開始され、日本での多数例のデータはまだありません。

 遠方から70cmくらいまで見たい方で、30cm~40cmをハッキリ見たい場合は眼鏡で対応してもよいという方に適したレンズです。


アイシー
( 屈折型 )

  アイシーは中央に遠方、その周辺に近方、最周辺部に遠方が見える単焦点レンズを組み合わせた眼内レンズです。
 中央が遠方用レンズで、遠方優位の構造のため、遠くは単焦点眼内レンズと同じように見えます。
 近くは約50cmのところにピントが合うように設計され、眼内レンズ中央の遠方部分の周辺の近方部分で見るため、単焦点より良いものの回折型多焦点より劣り、約50%の方は近用眼鏡(老眼鏡)を使用されています。 (単焦点での眼鏡使用率は約90%と言われています) 
 テクニスマルチと同様に、①レンズの構造上、光の乱反射(ハロー、グレア)を感じることがあり、夜間の運転を重視する方にはあまり向いていません。
 出来るだけハッキリ見たい方で、近方が見えにくい時は眼鏡(老眼鏡)を使用しても良いとお考えの方に適したレンズです。




















 先進医療 多焦点眼内レンズ 手術費用 
片眼50万円  両眼100万円


*先進医療のため、消費税は非課税です。
*お支払い方法は、手術の1週間前までに指定銀行口座へのお振込のみとなります。






 各種の眼内レンズの特徴

単焦点眼内レンズ
(健康保険)

多焦点眼内レンズ (先進医療)

屈折型 回折型
(焦点深度の長いタイプ)
回折型
(遠近2焦点タイプ)
遠くにピントを合わせた場合 アイシー シンフォニー
テクニスマルチ


40cm焦点


30cm焦点


遠くの見え方
(遠方~2m)

★★★★★

★★★★★

★★★★

★★★★

★★★★

中間の見え方
(1m~70㎝)


★★

★★★★

★★

★★

近方 50cm


★★★

★★★

★★★

★★

近方 40cm


★★

★★

★★★★

★★★

近方 30cm











★★★


★★★★

特徴 ・遠方のみ焦点が合う
 
・基本的に近方は
 眼鏡が必要
 
・遠方の見え方を
 重視した多焦点
 
・近方が見えにくい
 場合は眼鏡で対応
 
 
・遠方から70cmくらい
 までピントが合う
 
・ハッキリさがやや劣る
 
・近方が見えにくい場合
 は眼鏡で対応
 
・遠近とも同じくらい
 見える
 
・ハッキリさが
 やや劣る
 
眼鏡使用率
 
 
90%前後
 
 
50%前後
 
 
不明
(日本での多数データなし)
 
 
10%前後
 
不向きな人 ・絶対に眼鏡を掛け
 たくない人
・絶対に眼鏡を掛け
 たくない人
 
・細かいものまで見たい方、神経質な人
 
・白内障以外の目の病気のある方
 
※脳順応が必要なため高齢者は不向きな
 こともある

 
夜間の運転
★★★★★

★★★
・最もまぶしさが少ない
 
・夜間の運転をする方に
 最も向いている
 
・対向車のライトをまぶしく感じる
 
・通常は2~3か月で慣れるが、夜間の運転を重視する方には不向き
 




 各種の眼内レンズの見え方のイメージ





 多焦点眼内レンズの限界

1.グレア・ハロー

夜間に強い光(対向車のヘッドライトなど)を見たときに光をまぶしく感じたり、光の周辺に輪がかかって見えたりする症状です。このグレア・ハロー現象は正常な水晶体より眼内レンズの方が強く、単焦点眼内レンズより多焦点眼内レンズの方が強いと報告されています。そのため、夜間の運転をよくする長距離トラック運転手やタクシー運転手には多焦点眼内レンズは不向きと考えられています。


単焦点眼内レンズの夜の見え方 多焦点眼内レンズの夜の見え方
街灯や対向車のヘッドライトなど 明るい光もあまり気になりません。 街灯や対向車のヘッドライトなど 明るい光がにじんで見えます。






2.見え方の鮮明さ(コントラスト感度)

多焦点眼内レンズは目に入る光を遠方用・近方用に分ける原理のため、特に回折型では健康保険の単焦点に比べて、見え方の鮮明さ(コントラスト感度)が劣るという欠点があります。


3.角膜乱視

裸眼視力の善し悪しは角膜乱視の影響を強く受けます。そのため、角膜乱視が強い方には乱視矯正のできる多焦点眼内レンズで対応します。レンズで矯正できない乱視(不正乱視)の方は単焦点眼内レンズの方が向いていることもあります。


4.屈折誤差

眼軸長(目の長さ)、角膜曲率半径(角膜のカーブ)を基に眼内レンズの度数を決定します。眼軸長も角膜曲率半径も機械でヒトの目を測定するため測定誤差が起こることがあります。そのため、当院では3回以上の測定を行い、出来るだけ測定誤差を小さくするように努めています。それでも、術後に正視ではなく、軽い近視や遠視になる場合があります。その場合は、薄い単焦点のメガネを使用して対処して頂きます。





 多焦点眼内レンズのよくある質問  Q&A


 Q. 近視があっても受けられますか?

A. 基本的には受けられます。ただし近視が強い方は網膜の中心部の機能が落ちていて術後の視力が出にくいことがあります。また、近視の強い方は眼内レンズの屈折誤差が出やすいことも知られています。適応があるかどうかは十分な検査をしてからご説明します。




 Q. 手術自体のリスクは単焦点と違うのですか?

A. 基本的に手術の方法自体は変わりなく、手術時間も、合併症の頻度もほとんど変わりません。ただし、多焦点眼内レンズは単焦点眼内レンズよりデリケートで、眼内レンズを傾きなく瞳孔中央に正確に固定する必要があります。そのため、白内障手術に熟練した眼科医が行うべき手術です。




 Q. 白内障は片目だけですが、片目の手術でも出来ますか?

A. 白内障の無い方の目の状態によりますが、基本的には手術できます。見えているつもりの逆の目にも白内障があることも結構あります。左右の見え方のバランスが重要になるので、適応があるかどうかは十分な検査をしてからご説明します。




 Q. すでに片目は単焦点眼内レンズで手術を受けています。今回、逆の目が白内障になってきました。
   多焦点眼内レンズで手術が出来ますか?

A. すでに手術されている単焦点眼内レンズの目の屈折(近視、遠視、乱視の度数)の状態や、今回白内障になった目の状態によって総合的に判断します。適応があるかどうかは十分な検査をしてからご説明します。